2012年5月27日 (日)

Justice by Michael Sandel これから「正義」の話をしよう

Justice

一昨年の夏、長男が購入して、ちらっと読ませて貰って、それきり(長男の)本棚へお蔵入りしていた本。じっくり腰を据えて読もうと宿題になっていた本。
彼が就職して家を離れ、本棚整理の際、手にとって読み出したら、本棚の整理も放り出したまま、かれこれ一月以上格闘してきたが、ようやく読み終えた。

途中、横道にそれて、こんな本 PublicPhilosophy や、こんな本 Philosophy を読んで道草をした。

細かい感想は、<続きを読む>以下にして、著者は「市場の道徳的限界」や「政治や法律と道徳的・宗教的共助」について、公に議論すべきだと言う。

そして、市場の道徳的限界に関する新しい著作が出た。

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2012年5月26日 (土)

ガーデニング 蔓バラ購入

玄関先の鉢植えを整理、新しい花を求めに園芸店ツアーへ。

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十年近く鉢植えにしてきたジャスミンの<大木>3本を、今年はハウス内に入れず外に出しっぱなしにしておいたら、雪で枯らしてしまった。

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そこで、草花ではなく樹花にしようと、ショップで紫陽花か蔓バラか、大いに迷う。

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2012年5月20日 (日)

栄転と権力闘争

Tenkin

友人の会社の取引先に突然の人事異動があって、
  ◯企画部長が大阪支店長へ、
  ◯営業部の副部長が大阪支店営業部長へ
栄転した。

この人事異動を巡って、文字通りの栄転なのか、権力闘争の末の左遷なのか。(友人の)社内でいろいろな憶測が飛び交っているという。

本社から支店へ、格落ちになるとは言え、2人とも同期内ではダントツの昇格(昇進)で、部下に先輩を抱えるという<大抜擢>である。

が、社長派閥の政策と常に距離があり、いわゆる社内改革を進めてきた二人であったため、社長派閥の進める異動を巡って改革派グループから巻き返しがあったという。

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2012年5月13日 (日)

1万2千歩@日

ENIMAGE1336873802777 近くの公園の森

(月)◯14773、(火)☓9150、(水)☓10846、(木)☓10308、(金)☓11004、(土)◯12161、(日)◯15775。

今週の戦績。3勝4敗、平均12000。

ENIMAGE1336873594693 近くの公園の森

ウォーキングできた日が3日、一週間の平均歩数が12000歩@日。

4月から万歩計を着けて、意識して歩いている。
が、60㎏代に入った体重がなかなか落ちていかない。

昨年の同時期に比較して、内臓脂肪率はかろうじて5〜6%を維持しているものの、体脂肪率が14%から17%へ、皮下脂肪率も8%から10%へという怠けた生活ぶり。
身体年齢も30代前半だったのに、今では40代になろうとしている。

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2012年5月 3日 (木)

帰省

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IMG 0006 土筆

IMG 0014 畦に架かる橋

三連休となり高速の混雑もさほどではない予想だったので、深夜に家を出て高速で夜通し700㎞走り続け、妻の実家にとんぼ返りで帰省してきた。

ほんのつかの間の滞在であったが、天候にも恵まれ、"時間の流れ"と"光の差し方"が全く違った何とも言えない過ごし方ができた。

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効率と公平を問う by 小塩隆士 民主主義の生物学的限界 世代間格差の拡大

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体たらくなこのブログでこのテーマに触れるのは、昨年の11月に投稿した「有権者の高齢化と投票行動、富の集中化と世代間格差」、12月に投稿した「競争と公平感 by 大竹文雄」に引き続き三度目となる。

日本経済新聞(2012/03/12)のブックレヴューで前出の大竹文雄氏が本書を評しているが、本書の最後の章「民主主義は機能し続けるか」で著者が述べている「民主主義の生物学的限界」は大いに興味を誘った。

少子高齢化に伴い有権者数の分布は高齢層にシフトしていく。近年の高齢層の投票率の上昇=若年層の投票率の低下傾向を加味すれば、まもなく高齢層が投票者数で過半数を制する時代が訪れる。

人口が順調に再生産されていれば、常に若年層を含む現役世代の投票行動が勝るので将来世代の利益も投票行動によって反映されるが、現在のように人口が減少に転じてしまう(一度歯車が逆転し出す)と、高齢者の投票行動が若年層のそれに勝るので、子育て世代(若年層)の利益となる政策は高齢層のための政策に劣後し、ますます少子化は進み、(歯車はノッチとなり)世代間格差は拡大する一方である。

年齢別選挙区制度、平均余命の長さによる一票の格差付けなどのアイディアがあるにせよ、民主主義が「現時点で生きている人々の意思決定の仕組み」である以上、現存する高齢層の意見を抑えて将来世代の利益を投票行動に反映することは不可能に近い。

著者はこの状況を「民主主義の生物学的限界」と名付け、世代間格差を是正する再分配機能たる社会保障制度の帰結もここにあると喝破した。

民主主義の話に特化してしまったが、大竹文雄氏が評したように「本書は、効率性や公平性について、経済学の立場から整理した後、日本の再分配制度の効果について研究した」ものである。突然、「教育と格差」が登場するが、これも面白い考察であった。

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2012年4月22日 (日)

四十肩 → 頑張って運動 → △四十肩 +右膝ゴリゴリ +ギックリ腰

ひと月前頃から、左の肩を回すとゴリゴリ骨が鳴る。肩を上げる際、時々ビリッと電気が走るような痺れが来て力が入らなくなる。

Shoulder

要するに四十肩、五十肩。

「これじゃァイカン」と、ここ数日、ウォーキング・ジョギングを再開。

虎ノ門から新宿まで歩いたり、ウォーキング5㌔の後に、ジョギング5㌔を加えたり・・・・。それも肩をグルグル・ブンブン廻して回して。

そして、昨日・・・・

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2012年4月19日 (木)

場末の役場行政 練馬区

ここ1・2ヶ月、全国紙でローカルな練馬区行政に関する記事を目にする。

近年、ようやく住宅地として落ち着いてきたかと思っていたが、光が丘病院をはじめ区の施設運営に数々のトラブルが発生している。

私は練馬区在住ではないので無責任に言えるのかもしれないが、傍から観ていても区の対応が腹立たしく感じる。

無為・無策。無計画・無責任。かき回し・先送り。先読みの甘さ、受け身のお公家仕事の挙句の言い逃れ。

悪口を言い出したらキリがない。

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2012年4月15日 (日)

テロパラ by 藤原伊織

Theparasolofaterrorist

オビにあるように平成7年に江戸川乱歩賞を、平成8年に直木賞を同一作品でダブル受賞した作品。そして、その著者はもうこの世にいない。
<藤原伊織>にしろ、<結城昌治>にしろ、早世してしまった。そして、もう何年も作品を出さない<原尞>を含めて、ハードボイルド作家は寡作である。

さて、主人公は、訳あって世を忍ぶ中年のアル中。

1日の最初の一杯にとって、日のあたる場所も悪くない。
くたびれたアル注の中年のバーテンにだって日課はある。

申し訳ないが、今、仕事中なんでね。
仕事? なんの。
これだよ。私は酒瓶をふった。プロの酔っ払いでね。
珍しいお仕事ですね。

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2012年3月11日 (日)

よく頑張ったね ありがとう

水を運ぶ少年 2011年03月14日 気仙沼

ありがとう。

口を固く結んだ君の姿を見るたびに、僕等は思う。

僕等は、もっと強く生きていける。もっと優しく生きていける。

そう、君が教えてくれた。

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ポピュリズムの政治 -国家公務員給与削減の議論に寄せて-

国家公務員の給与を2年間平均7.8%削減する給与特例法が成立した。震災復興の財源にするという名目だが、歳入に計上される訳ではなく、いわゆる義務的経費の(歳出)削減であるため、浮いた財源が実際何に充てられたかフォローアップはできない。

「大した役にも立たない(働かない)くせに、身分も安定して、高給を食(は)んでいる」と思っている大部分の人々は、少し溜飲を下げた、もしくはもっとやるべきだと思っているだろう。そうした国民感情を横に置いて、冷静に考えてみれば、ポピュリズムに走る政治の姿が浮かんでくる。

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2012年3月 8日 (木)

舟を編む by 三浦しをん

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三浦しをんを読むのは「風が強く吹いている」以来。三浦しをんもこの本も売れているらしい。
辞書づくり、言葉にこだわる編集者の物語。新聞コラムで高い評価を得ていた。

通勤電車の行き帰り、二日間で読み切ってしまう。

正確な言葉を使うことは大切なこと。ただし、正確な言葉という基準はない。そこで主人公たちはその基準づくり=「辞書」を編むことに熱中する。

他方で、主人公が15枚にも及ぶ愛の告白を書き綴っても、相手にラブレターであるとすら伝わらなかったのだが、あっという間にベットインしてしまう。言の葉にこだわる主人公が言の葉を使って自分を表現できないコミカルさがそこにある。

本書みたいのが最近の小説の傾向なんだろうと感じた。
本のオビにイラストがあるように、マンガのようにティータイムや通勤途上で軽く読める。自宅で机に向かって読む本ではない。 難しい内容がなく、斜め読みに眺めているだけでいい。

言葉は万能の魔法ではない。「言葉」は「伝える」という目的に対する手段にすぎない。いくら手段が素晴らしくても、それで目的が達せられる訳ではない。他方で、たった一言の言葉が、人を勇気づけることもあるし、悲しみの海に突き落とすこともある。

「言葉」は、奥が深い。

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2012年3月 7日 (水)

てのひらの闇 by 藤原 伊織

てのひらの闇

パンピー(一般ピープル)ではない人々によるハードボイルドもの。
文句なしに面白かった。★★★★4つ。

ハードボイルドはストーリーよりも人物主義だが、本書のストーリーは推理小説並みに矛盾なく整然としている。

主人公堀江雅之と部下の大原真理。凸凹コンビで双方ともに魅力的。
飲料メーカーの広報課長だが、実は暴力団組長の息子で滅茶苦茶喧嘩に強く、チャカも兵器でこなせるなんてパンピーであるはずがない。

たんたんとした生活がある。その平凡な生活を俺は手に入れた。そう考えていたが、そいつは錯覚だったのかもしれない。
人の生活がどんな輪郭を持とうと、それは中身の平凡さとは関係がないのかもしれない。

中でも一番のお気に入りは、六本木ブルーノの店長ナミ。
30過ぎ、ショートカットでボーイッシュ。ドゥカティを下駄がわりに乗り回す。マトリックスみたいでよろしい。

意外と、勝沼組の勝沼英樹も好きなキャラだなぁ。ハードボイルド特有の皮肉が通じる粋な男。

著者は既に鬼界に入っているが、遺作になった続編がある。早速、図書館にリクエストした。

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2012年3月 3日 (土)

背後の足音(Steget Efter) by Henning Mankell

背後の足音 背後の足音

ブログを更新せずにサボっていたら、あっという間に2月が過ぎてしまった。その間、何か忙しかったのかと自問するが、本も読み進まず、万歩計も進まず、体重も減っていない。実際、土日はよく寝た。一体何に疲れているのか只々ひたすら惰眠を貪っていた。

さて、ヘニング・マンケルのヴァランダー警部シリーズである。

「目くらましの道」では、ラトヴィアに住む未亡人<バイパ・リエパ>とのロマンスに苛々したが、この「背後の足音」では、何とヴァランダーの糖尿病に苛々させられる。

面白いのだが、シリーズものとあって<プロット>が全く同じ気がしてならない。以前にも指摘したとおり、小説というよりTVドラマの台本に近いのではなかろうか。

まっ!純文学を期待している訳ではないので満足度が高い作品であった。

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2012年1月28日 (土)

マリアビートル by 伊坂幸太郎

マリアビートル

登場人物

去年の短い夏休みに読んだ「グラスホッパー」の続編。予約してほぼ半年経過して漸く手元に届いた。読む前から楽しみにしていた。

ユニークな登場人物たち、息もつかせぬスピード感。期待通り、一気に読み終えた。
半日ワクワクして過ごせる、こんなエンターテイメントが無料(図書館で借りた)。とても得した気分で過ごせた一日だった。

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炎の終り by 結城昌治

炎の終り

昭和の作品だが、全く古さを感じさせない。

例えば女。これが昭和40年代と思えるだろうか。

女がジンを飲むピッチは、かなり早かった。品のいいオリーブ・グリーンのワンピースを着て、七分袖の腕にブレスレットの時計をはめ、指輪はオパールのようだった。白い襟あしがきれいで、アップした栗色の髪は彫りの深い顔に合っていた。若くはないが、十年前はもっときれいだったろうし、二十年前はさらに美しかったろう。

真木シリーズの最終作、といってもシリーズはたった3作で突然終わってしまった。

原尞の沢崎シリーズも同様であるが、ハードボイルド=寡作。

徐々に読むものが無くなってくる。

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2012年1月24日 (火)

暗い落日 by 結城昌治

暗い落日

結城作品を読むのは「公園には誰もいない」以来だ。
真木シリーズとしては、(1)暗い落日→(2)公園には誰もいない→(3)炎の終わりの順であるので、読みすすめる順序が逆になってしまった。

真木のことを「軽口を叩かない沢崎」と評した読者がいたが、言い得て妙だ。

自分のことを(自虐的に)「嫌われ者」と言う。

タクシーのように街を流していると、客が手を挙げてくれるような商売ではない。
かつて、私の職業が好意をもって迎えられたことは一度もなかった。

探偵でなくても、およそ男の生きる世界など、こんなところだろう。

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2012年1月20日 (金)

僕たちは美しく生きていけるのだろうか by 茂木健一郎

僕たちは美しく生きていけるのだろうか。

以前にもこのブログで紹介したが、昨夏、日経に掲載された早稲田大学の津田廣喜教授のコラム以後、気になっていた。
そのコラムは、「・・・・の方が美しいと思う」という文章で終わっていた。
それ以来、厳しい選択を求められ、孤独に悩み抜き、最後に自分の矜持に照らして<その方が美しいから>と言い切れる生き方とは、どういうものなのだろうかと考えていた。

そんな折、本書が産経新聞の書評で紹介されていた。
「僕たちは美しく生きていけるのだろうか。」
その問いに、アルコール漬けのまま放置してあった思考回路にパチンとスイッチが入った。

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2012年1月17日 (火)

Villospår(目くらましの道) Henning Mankell

目くらましの道(上)目くらましの道(下)

図書館に予約して、順番待ちになっていた本だが、ストックの冊数が増えて順番が繰り上がったのだろうか、突然、図書館から予約本が届いた旨のメールが来た。

原題の「Villospår」は、レッドヘリング(燻製鰊)のことである。主にミステリーで読者の注意を逸らす目的の偽の手がかりのこと。燻製鰊の強い匂いで猟犬の注意を逸らすことが起源になっている。

どこでこの本を知り、図書館に予約したのだろうか?直ぐには分からなかったが、ヘニング・マンケル・・・・「タンゴ・ステップ」の著者だった。

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2012年1月15日 (日)

世田谷のボロ市

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世田谷のボロ市へ行ってきた。
ボロ市通りは人で一杯、とてもお店をゆっくり眺めながら歩ける状態ではない。

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2012年1月 8日 (日)

港七福神めぐり

港七福神めぐりルートマップ

今年は「港七福神めぐり(港区麻布・六本木)」へ行ってきた。3年前の「谷中七福神(北区→荒川区→台東区」、一昨年の「新宿山手七福神(新宿区)」、昨年の「元祖山手七福神(港区白金→目黒区)」に続いて七福神めぐりは4年目になる。

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少し風があったが青空が拡がり絶好の散歩日和となった。

AkabanebashiStHoujuin
KumanojinjaHisakunijinja
TensojinjaSakuradajinja
HikawajinjaDaihouji
JuubaninarijinjaAzabujuubanST

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2012年1月 4日 (水)

招福開運

年賀状

旧年中はお世話になり感謝申し上げます
皆様のご健康とご多幸を心より祈念しております
本年も倍旧のご指導を賜りますようお願い申し上げます

2012箱根駅伝

東日本大震災で、15,840名余の方々が亡くなり、今なお3,450名余の方々が見つかっていない。亡くなられた方々のご冥福を祈ると共に、行方不明者の方々が一刻も早く家族のもとに戻られることを願う。
また、原発被災を含め避難されたままお正月を迎えている33万5,000人余の方々が、不安定な仮住まいから解放され、落ち着いて暮らせるようになることを願う。

さて、我が家の正月三ヶ日は、珍しく家族全員が揃い、午前中大学駅伝を見て、午後から七福神巡り・・・・と思っていたが、時間がなくて近場の神社への初詣でに。

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2011年12月17日 (土)

決まらない 先送りの民主主義

社会保障改革

民主党の「社会保障と税の一体改革調査会」(細川会長・長妻事務局長)は、年内に目処にまとめる素案のうち<社会保障部分>の内容を固めたようだ。
報道によると「負担増は殆ど全て見送り、給付の充実を優先」させたバラマキ型となっており、「負担と給付の歪み」はますます拡大する内容となっているようだ。

政府・民主案、大企業・現役に重荷 社会保障改革

2011/12/17 0:22
日本経済新聞 電子版

政府・民主党は16日、年内をメドにまとめる社会保障と税の一体改革素案のうち、社会保障部分の内容を決めた。高齢者に配慮する民主党議員の反対で医療費の患者負担増はすべて見送り、消費増税に対する国民の反発をかわすために給付の充実を優先させた。改革の痛みは大企業と現役世代に集中し、世代間の格差など少子高齢化に伴う負担と給付のゆがみは改革によって拡大する。

そればかりか、前原政調会長をはじめ複数の幹部が、消費税部分を含めた<素案>のとりまとめを年明けに先送りする方向で調整しているという。

一体改革素案決定、年明けに先送り…民主調整
民主党は16日、消費税率引き上げを含む社会保障・税一体改革の素案の取りまとめについて、年明けに先送りする方向で政府と調整に入った。
複数の党幹部が明らかにした。
2011年12月17日03時04分 読売新聞

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2011年12月13日 (火)

競争と公平感 by 大竹文雄

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○グローバルエコノミーや市場至上主義を敵視する傾向があるが、

  • 国民生活や地域経済が疲弊したり、雇用不安が増大した(三党合意)
  • グローバルエコノミーが国民経済を破壊し、市場至上主義が社会を破壊(鳩山論文)

○経済学の常識では、おかしな話である。

  • 市場による自由競争で効率性が高まる
  • 格差が発生した場合は所得再分配で解決する

○おかしな話が通るのは、日本人が極めて変わった国民だからである。

  • 自由な市場経済のもとで豊になったとしても格差がつくことを嫌い、そもそも市場で格差がつかないようにすることが大事(市場競争も嫌いで、大きな政府による再配分も嫌い)と考えている極めて変わった国民である。
  • 日本は市場(平等・効率性)に対する信頼感が低い
  • 競争のメリットも感じない
  • 国に面倒を見てもらうのも賛成しない

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2011年12月11日 (日)

美しい文章 心の風景 「曼荼羅世界へ 誉れの熊野詣」 秋吉久美子

今朝の読売新聞日曜版、「心の風景」を読んで驚いた。

静かで、一つひとつの言葉が読者をつかんで離さない。
自分もこういう表現ができたらと思うような「美しい文章」に出会った。

はるばる旅をして熊野に出かけた。

1000年以上続く日本人の叡智の道を歩く、歩く。踏みしめる。

熊野は明るいか。熊野は暗いか。
明るさは陽の明るさ。暗さは土の暗さ。

熊野詣はよくできている。はるばる熊野まで旅をするのは誉れである。

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誰が書いたのか? 秋吉って誰だったっけ?と思い、写真を見ると、女優の秋吉久美子さんがこちらを見ている。私より幾つか年上だが、最近大学院を修了されたらしい。

テーマがどうであれ、「美しい」と感じる文章に出会えることは幸せである。稀にこういう文章に出会えた一日は、何とも嬉しい気分になる。

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武蔵関のボロ市で喜多方ラーメンバーガーを食す

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西武新宿線の武蔵関北口で開催されている「本立寺のボロ市(関のボロ市)」に出かけてきた。

武蔵関北口から本立寺を超えて西武新宿線沿線に、想像以上にたくさんの露店が道狭しと並んでいて驚いた。ボロ市というのでフリーマーケットを想像していたが、露店のお祭りみたいだった。 昼食時でたくさんの人で賑わっていた。

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その中でも、興味をひいたのが「喜多方ラーメンバーガー」。
鉄板の上で丸く切り抜いた型の中でラーメンを炒め(煮詰め)、それを二枚一組の生地にして、間にチャーシュー・メンマ・コーン・ネギを挟み、上からラーメンのタレ(塩・醤油・とんこつ味あり)を垂らして出来上がり。一つ400円也。調理しているところを眺めていたら、お腹が空いていたからか、とても美味しそうに見えたのだが・・・・妻曰く「まぁまぁの味」。

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こちらの「シャーペー(中華お好み焼き)」にも行列ができていて、美味しそうだった。

ところで、ボロ市の起源だが・・・・

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2011年12月 5日 (月)

ナショナリズムとは 「国民の教養 by 三橋貴明」

国民の教養

最近マスメディアで目にする'売れっ子'の著者だが、う〜ん、どうかな?
学術書にしては内容がちょっと薄っぺらかな? よく見かける自称経済評論家の週刊誌ネタって感じだった。
デフレ脱却政策に関する部分は、少し真面目に書いてあった。

デフレ脱却のために、日銀券を増刷したり国債の大量償還をして、円の供給量を増やせというが、

将来性・成長性ある企業や業績が優良で返済能力が見込める企業に対する'貸し渋り'が起きていない=程度の強弱があるにしても政府部門によるクラウディングアウトが起きていない状況で、

民間にカネを借りたくなるような「需要」喚起政策がなければ、
国債保有よりも有利な運用を求められる銀行のカネは、
実態の伴わないバブル投資に向かってしまう。

カネをばらまいて貯蓄されるのでは何の意味もない、
増やした円が'有効に使われる'ことが大切なのだ。

面白かったのは、ナショナリズムに関する部分。

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2011年11月27日 (日)

愚か者死すべし by 原 尞(りょう)

愚か者死すべし

この2週間、原尞(りょう)ばかりを読んできたが、本作品が現段階での最終作。新シリーズの第一弾として2004年に発刊され、作者は「"短時間"で書く技術を習得した(?)ので、第二弾・第三弾を続けることを以てそれを証明したい」と言っていたが、既に7年の歳月が経過した。

前作までと同様スピード感ある展開で飽きずに読み進めることができた。
「面白い!」部類に入ることは間違いないが、5つ星ではなく4つ星程度。

デビューしたばかりの作品、「そして夜は甦る」と「私が殺した少女」が文句なしの5つ星だったので、私(読者)が慣れてしまったのか、作者が萎えてしまったのか、勢いがなくなってしまった。

謎解きばかりが目立っていて、主人公沢崎と、彼を取り巻く個性豊かな人々・・新宿署の錦織や清和会の橋爪・相良コンビとの絡みがほとんど見当たらない。
互いに互いの実力を知り、ジャブを応酬して距離感を計りながら、相手の策と黒い腹を探り合うような、シリアスで皮肉たっぷりな一触即発の気の利いた"洒落"が見当たらない。

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2011年11月23日 (水)

さらば長き眠り by 原 尞(りょう)

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デビューして7年半、直木賞受賞後5年が経過して発表された「寡作・遅筆」作家の3作目。前2作に続く「沢崎」探偵シリーズ。

スピード感ある展開。場面が変わるたびに驚く事実とドンデン返し。5年間練りに練った作品だけあって、スタートからいきなりダッシュして全速力で最後まで走り抜く感じ。

読み終えて残るほろ苦くクールな気持ちと、"大いなる"寝不足。

文句なしに面白い。前2作よりストーリーが矛盾なく検討してあって、その緻密さは高村薫の「マークスの山」にも匹敵する。
前2作の荒削りでガサゴソしていた勢いが、スマートでジワジワとした安定感に変わったような、そんな気にさせる堂々の「第一期完結編」だった。

○さよなら
私は桝田啓三に“お寝み”と言って、兜神社をあとにした。だが、ほんとうは“さよなら”と言っておくべきだった。
私は“さよなら”という言葉をうまく言えたためしなど一度もないのだった。そんなことを適切な時にいえる人間とはどういう人間のことだろう。

でも、前2作に比較して今回は何か足りない気がする。ワクワクするような何か、非現実的だが我々読者が求めている何かが。
真面目すぎるのか。利口すぎるのか。
「沢崎さん、あんた偉くなったなぁ。つまんねぇ人間になっちまいそうで心配してるんだぜ」

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2011年11月17日 (木)

Gone,Baby,Gone(愛しきものはすべて去りゆく) by Dennis Lehane(デニス・レヘイン)

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ちょっと重いけれど、久々に印象に残る<いい小説>だった。「ミスティック・リバー」より数段いい。アマゾンの評価5つ星!は嘘じゃない。

ボストン、チャールズタウン、バンカーヒル、ミスティック・リバー。
事件、私立探偵、悪徳警官、ギャング… ん? 「Prince of Thiieves」のチャック・ホーガン(Chuck Hogan)と同じ舞台装置じゃないか?
…と思いつつ、ドライブ感のない出だしをじわじわと読み進むと、中盤からラストまで一気に持って行ってくれる。

児童虐待という重くて答えのない社会問題を取り上げ、最後にハードボイルドに仕上げ、何とも複雑で切ない読後感が残る。

パトリックとアンジー、男女ペアの探偵。だが、やりどころのない解決に向けて、パトリックはプロフェッショナルの道を選び、最後の最後に徹しきれなかったアンジーと道を違えることになる。やはり、探偵はプロに徹した孤独な男ってことだな。

読み終わった後で知ったのだが、「Mystic River (ミスティック・リバー)」や、「Prince of Thieves (ザ・タウン)」と同様、この小説も映画化されていた。

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映画は観ていないが、小説では結構多くの人物が登場している。

ネタバラシになってしまうが…

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