マリアビートル by 伊坂幸太郎

マリアビートル

登場人物

去年の短い夏休みに読んだ「グラスホッパー」の続編。予約してほぼ半年経過して漸く手元に届いた。読む前から楽しみにしていた。

ユニークな登場人物たち、息もつかせぬスピード感。期待通り、一気に読み終えた。
半日ワクワクして過ごせる、こんなエンターテイメントが無料(図書館で借りた)。とても得した気分で過ごせた一日だった。

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炎の終り by 結城昌治

炎の終り

昭和の作品だが、全く古さを感じさせない。

例えば女。これが昭和40年代と思えるだろうか。

女がジンを飲むピッチは、かなり早かった。品のいいオリーブ・グリーンのワンピースを着て、七分袖の腕にブレスレットの時計をはめ、指輪はオパールのようだった。白い襟あしがきれいで、アップした栗色の髪は彫りの深い顔に合っていた。若くはないが、十年前はもっときれいだったろうし、二十年前はさらに美しかったろう。

真木シリーズの最終作、といってもシリーズはたった3作で突然終わってしまった。

原尞の沢崎シリーズも同様であるが、ハードボイルド=寡作。

徐々に読むものが無くなってくる。

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暗い落日 by 結城昌治

暗い落日

結城作品を読むのは「公園には誰もいない」以来だ。
真木シリーズとしては、(1)暗い落日→(2)公園には誰もいない→(3)炎の終わりの順であるので、読みすすめる順序が逆になってしまった。

真木のことを「軽口を叩かない沢崎」と評した読者がいたが、言い得て妙だ。

自分のことを(自虐的に)「嫌われ者」と言う。

タクシーのように街を流していると、客が手を挙げてくれるような商売ではない。
かつて、私の職業が好意をもって迎えられたことは一度もなかった。

探偵でなくても、およそ男の生きる世界など、こんなところだろう。

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僕たちは美しく生きていけるのだろうか by 茂木健一郎

僕たちは美しく生きていけるのだろうか。

以前にもこのブログで紹介したが、昨夏、日経に掲載された早稲田大学の津田廣喜教授のコラム以後、気になっていた。
そのコラムは、「・・・・の方が美しいと思う」という文章で終わっていた。
それ以来、厳しい選択を求められ、孤独に悩み抜き、最後に自分の矜持に照らして<その方が美しいから>と言い切れる生き方とは、どういうものなのだろうかと考えていた。

そんな折、本書が産経新聞の書評で紹介されていた。
「僕たちは美しく生きていけるのだろうか。」
その問いに、アルコール漬けのまま放置してあった思考回路にパチンとスイッチが入った。

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Villospår(目くらましの道) Henning Mankell

目くらましの道(上)目くらましの道(下)

図書館に予約して、順番待ちになっていた本だが、ストックの冊数が増えて順番が繰り上がったのだろうか、突然、図書館から予約本が届いた旨のメールが来た。

原題の「Villospår」は、レッドヘリング(燻製鰊)のことである。主にミステリーで読者の注意を逸らす目的の偽の手がかりのこと。燻製鰊の強い匂いで猟犬の注意を逸らすことが起源になっている。

どこでこの本を知り、図書館に予約したのだろうか?直ぐには分からなかったが、ヘニング・マンケル・・・・「タンゴ・ステップ」の著者だった。

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世田谷のボロ市

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世田谷のボロ市へ行ってきた。
ボロ市通りは人で一杯、とてもお店をゆっくり眺めながら歩ける状態ではない。

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港七福神めぐり

港七福神めぐりルートマップ

今年は「港七福神めぐり(港区麻布・六本木)」へ行ってきた。3年前の「谷中七福神(北区→荒川区→台東区」、一昨年の「新宿山手七福神(新宿区)」、昨年の「元祖山手七福神(港区白金→目黒区)」に続いて七福神めぐりは4年目になる。

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少し風があったが青空が拡がり絶好の散歩日和となった。

AkabanebashiStHoujuin
KumanojinjaHisakunijinja
TensojinjaSakuradajinja
HikawajinjaDaihouji
JuubaninarijinjaAzabujuubanST

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招福開運

年賀状

旧年中はお世話になり感謝申し上げます
皆様のご健康とご多幸を心より祈念しております
本年も倍旧のご指導を賜りますようお願い申し上げます

2012箱根駅伝

東日本大震災で、15,840名余の方々が亡くなり、今なお3,450名余の方々が見つかっていない。亡くなられた方々のご冥福を祈ると共に、行方不明者の方々が一刻も早く家族のもとに戻られることを願う。
また、原発被災を含め避難されたままお正月を迎えている33万5,000人余の方々が、不安定な仮住まいから解放され、落ち着いて暮らせるようになることを願う。

さて、我が家の正月三ヶ日は、珍しく家族全員が揃い、午前中大学駅伝を見て、午後から七福神巡り・・・・と思っていたが、時間がなくて近場の神社への初詣でに。

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決まらない 先送りの民主主義

社会保障改革

民主党の「社会保障と税の一体改革調査会」(細川会長・長妻事務局長)は、年内に目処にまとめる素案のうち<社会保障部分>の内容を固めたようだ。
報道によると「負担増は殆ど全て見送り、給付の充実を優先」させたバラマキ型となっており、「負担と給付の歪み」はますます拡大する内容となっているようだ。

政府・民主案、大企業・現役に重荷 社会保障改革

2011/12/17 0:22
日本経済新聞 電子版

政府・民主党は16日、年内をメドにまとめる社会保障と税の一体改革素案のうち、社会保障部分の内容を決めた。高齢者に配慮する民主党議員の反対で医療費の患者負担増はすべて見送り、消費増税に対する国民の反発をかわすために給付の充実を優先させた。改革の痛みは大企業と現役世代に集中し、世代間の格差など少子高齢化に伴う負担と給付のゆがみは改革によって拡大する。

そればかりか、前原政調会長をはじめ複数の幹部が、消費税部分を含めた<素案>のとりまとめを年明けに先送りする方向で調整しているという。

一体改革素案決定、年明けに先送り…民主調整
民主党は16日、消費税率引き上げを含む社会保障・税一体改革の素案の取りまとめについて、年明けに先送りする方向で政府と調整に入った。
複数の党幹部が明らかにした。
2011年12月17日03時04分 読売新聞

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競争と公平感 by 大竹文雄

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○グローバルエコノミーや市場至上主義を敵視する傾向があるが、

  • 国民生活や地域経済が疲弊したり、雇用不安が増大した(三党合意)
  • グローバルエコノミーが国民経済を破壊し、市場至上主義が社会を破壊(鳩山論文)

○経済学の常識では、おかしな話である。

  • 市場による自由競争で効率性が高まる
  • 格差が発生した場合は所得再分配で解決する

○おかしな話が通るのは、日本人が極めて変わった国民だからである。

  • 自由な市場経済のもとで豊になったとしても格差がつくことを嫌い、そもそも市場で格差がつかないようにすることが大事(市場競争も嫌いで、大きな政府による再配分も嫌い)と考えている極めて変わった国民である。
  • 日本は市場(平等・効率性)に対する信頼感が低い
  • 競争のメリットも感じない
  • 国に面倒を見てもらうのも賛成しない

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美しい文章 心の風景 「曼荼羅世界へ 誉れの熊野詣」 秋吉久美子

今朝の読売新聞日曜版、「心の風景」を読んで驚いた。

静かで、一つひとつの言葉が読者をつかんで離さない。
自分もこういう表現ができたらと思うような「美しい文章」に出会った。

はるばる旅をして熊野に出かけた。

1000年以上続く日本人の叡智の道を歩く、歩く。踏みしめる。

熊野は明るいか。熊野は暗いか。
明るさは陽の明るさ。暗さは土の暗さ。

熊野詣はよくできている。はるばる熊野まで旅をするのは誉れである。

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誰が書いたのか? 秋吉って誰だったっけ?と思い、写真を見ると、女優の秋吉久美子さんがこちらを見ている。私より幾つか年上だが、最近大学院を修了されたらしい。

テーマがどうであれ、「美しい」と感じる文章に出会えることは幸せである。稀にこういう文章に出会えた一日は、何とも嬉しい気分になる。

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武蔵関のボロ市で喜多方ラーメンバーガーを食す

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西武新宿線の武蔵関北口で開催されている「本立寺のボロ市(関のボロ市)」に出かけてきた。

武蔵関北口から本立寺を超えて西武新宿線沿線に、想像以上にたくさんの露店が道狭しと並んでいて驚いた。ボロ市というのでフリーマーケットを想像していたが、露店のお祭りみたいだった。 昼食時でたくさんの人で賑わっていた。

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その中でも、興味をひいたのが「喜多方ラーメンバーガー」。
鉄板の上で丸く切り抜いた型の中でラーメンを炒め(煮詰め)、それを二枚一組の生地にして、間にチャーシュー・メンマ・コーン・ネギを挟み、上からラーメンのタレ(塩・醤油・とんこつ味あり)を垂らして出来上がり。一つ400円也。調理しているところを眺めていたら、お腹が空いていたからか、とても美味しそうに見えたのだが・・・・妻曰く「まぁまぁの味」。

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こちらの「シャーペー(中華お好み焼き)」にも行列ができていて、美味しそうだった。

ところで、ボロ市の起源だが・・・・

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ナショナリズムとは 「国民の教養 by 三橋貴明」

国民の教養

最近マスメディアで目にする'売れっ子'の著者だが、う〜ん、どうかな?
学術書にしては内容がちょっと薄っぺらかな? よく見かける自称経済評論家の週刊誌ネタって感じだった。
デフレ脱却政策に関する部分は、少し真面目に書いてあった。

デフレ脱却のために、日銀券を増刷したり国債の大量償還をして、円の供給量を増やせというが、

将来性・成長性ある企業や業績が優良で返済能力が見込める企業に対する'貸し渋り'が起きていない=程度の強弱があるにしても政府部門によるクラウディングアウトが起きていない状況で、

民間にカネを借りたくなるような「需要」喚起政策がなければ、
国債保有よりも有利な運用を求められる銀行のカネは、
実態の伴わないバブル投資に向かってしまう。

カネをばらまいて貯蓄されるのでは何の意味もない、
増やした円が'有効に使われる'ことが大切なのだ。

面白かったのは、ナショナリズムに関する部分。

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愚か者死すべし by 原 尞(りょう)

愚か者死すべし

この2週間、原尞(りょう)ばかりを読んできたが、本作品が現段階での最終作。新シリーズの第一弾として2004年に発刊され、作者は「"短時間"で書く技術を習得した(?)ので、第二弾・第三弾を続けることを以てそれを証明したい」と言っていたが、既に7年の歳月が経過した。

前作までと同様スピード感ある展開で飽きずに読み進めることができた。
「面白い!」部類に入ることは間違いないが、5つ星ではなく4つ星程度。

デビューしたばかりの作品、「そして夜は甦る」と「私が殺した少女」が文句なしの5つ星だったので、私(読者)が慣れてしまったのか、作者が萎えてしまったのか、勢いがなくなってしまった。

謎解きばかりが目立っていて、主人公沢崎と、彼を取り巻く個性豊かな人々・・新宿署の錦織や清和会の橋爪・相良コンビとの絡みがほとんど見当たらない。
互いに互いの実力を知り、ジャブを応酬して距離感を計りながら、相手の策と黒い腹を探り合うような、シリアスで皮肉たっぷりな一触即発の気の利いた"洒落"が見当たらない。

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さらば長き眠り by 原 尞(りょう)

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デビューして7年半、直木賞受賞後5年が経過して発表された「寡作・遅筆」作家の3作目。前2作に続く「沢崎」探偵シリーズ。

スピード感ある展開。場面が変わるたびに驚く事実とドンデン返し。5年間練りに練った作品だけあって、スタートからいきなりダッシュして全速力で最後まで走り抜く感じ。

読み終えて残るほろ苦くクールな気持ちと、"大いなる"寝不足。

文句なしに面白い。前2作よりストーリーが矛盾なく検討してあって、その緻密さは高村薫の「マークスの山」にも匹敵する。
前2作の荒削りでガサゴソしていた勢いが、スマートでジワジワとした安定感に変わったような、そんな気にさせる堂々の「第一期完結編」だった。

○さよなら
私は桝田啓三に“お寝み”と言って、兜神社をあとにした。だが、ほんとうは“さよなら”と言っておくべきだった。
私は“さよなら”という言葉をうまく言えたためしなど一度もないのだった。そんなことを適切な時にいえる人間とはどういう人間のことだろう。

でも、前2作に比較して今回は何か足りない気がする。ワクワクするような何か、非現実的だが我々読者が求めている何かが。
真面目すぎるのか。利口すぎるのか。
「沢崎さん、あんた偉くなったなぁ。つまんねぇ人間になっちまいそうで心配してるんだぜ」

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Gone,Baby,Gone(愛しきものはすべて去りゆく) by Dennis Lehane(デニス・レヘイン)

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ちょっと重いけれど、久々に印象に残る<いい小説>だった。「ミスティック・リバー」より数段いい。アマゾンの評価5つ星!は嘘じゃない。

ボストン、チャールズタウン、バンカーヒル、ミスティック・リバー。
事件、私立探偵、悪徳警官、ギャング… ん? 「Prince of Thiieves」のチャック・ホーガン(Chuck Hogan)と同じ舞台装置じゃないか?
…と思いつつ、ドライブ感のない出だしをじわじわと読み進むと、中盤からラストまで一気に持って行ってくれる。

児童虐待という重くて答えのない社会問題を取り上げ、最後にハードボイルドに仕上げ、何とも複雑で切ない読後感が残る。

パトリックとアンジー、男女ペアの探偵。だが、やりどころのない解決に向けて、パトリックはプロフェッショナルの道を選び、最後の最後に徹しきれなかったアンジーと道を違えることになる。やはり、探偵はプロに徹した孤独な男ってことだな。

読み終わった後で知ったのだが、「Mystic River (ミスティック・リバー)」や、「Prince of Thieves (ザ・タウン)」と同様、この小説も映画化されていた。

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映画は観ていないが、小説では結構多くの人物が登場している。

ネタバラシになってしまうが…

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有権者の高齢化と投票行動、富の集中化と世代間格差

2011/11/13(日)の日経の経済面「けいざい解読」に、小竹洋之編集委員が書かれたコラムで考えあぐねている。

コラムは、世界中に広がった若者中心のデモを、経済格差と高齢化を切り口に分析したものだが、著者の論旨が何であるかを別にして、気になるフレーズを箇条書きに並び替えてみた。

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  • 2008年の米国では上位1%の富裕層が全所得の21%を稼いだ
  • 世界全体で人口の1%にも満たない富裕層に、金融資産の40%近くが集中している
  • 所得(フロー)・資産(ストック)両面において富の集中が進んでいる
  • 経団連の調査で、希望者全員の65歳まで継続雇用を義務付ければ、4割近くの企業が「若年層の採用を縮減する」と答えた
  • 高齢者の利益が守られている一方、割を食う若者が増えている
  • デモは世代間格差に対する弱者の反乱ともいえる
  • 政治家の関心は「少数の若者」より「多数の高齢者」に向かいやすい
  • 特に日本の少子高齢化は顕著で、有権者に占める65歳以上の割合が28%(09年)→46%(50年)に上昇する反面、35歳未満は11%(09年)→7%(50年)に低下する

なるほどと流してしまいそうだが、ストンと落ちていかない=論理的にクリアになっていない気がするのだ。

自分なりに整理してみると…

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そして夜は甦る by 原 尞(りょう)

そして夜は甦る

著者のデビュー作である。理屈抜きで面白い。暫く洋モノばかり読んでいたが、久々に面白い日本文学だった。流石、直木賞作家のデビュー作。

アマゾンの書評に「発表順に読め」とのアドバイスを見たのは、「私が殺した少女」を読んだ後だったため、「私が殺した少女」と比較するのは順序が逆だが、ストーリーとしてはしっかりした作りになっている。だが、逆に個々の登場人物の個性が控えめのようだ。
沢崎もデビューした時は少しはマジメな探偵だったんだ。

登場人物も多く、それぞれの関係が複雑に絡み合っている。

主人公の沢崎や新宿署の錦織警部のキャラも好きだが、狙撃者の諏訪が良く書けている。
読み終えて、沢崎(フィリップ・マーロウ)と諏訪(テリー・レノックス)の奇妙な友情が心に残った。

少し斜に構えた表現も随所に散りばめられていて、好きだなぁ、こういうの。例えば・・・・

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新たなスーパーマーケット発見

SuperValue

霧雨のような空模様で散歩は無理。いつものように妻と買い物がてら出かけ、今日はヤマダ電機を探してクルマで大泉学園付近へ。

帰路、夕飯の買い物をどこでしようか迷っていたところ、「生鮮食品」と書かれた大きな看板が目に入り、立ち寄ることに。

SV Nerima

雨の夕方、駐車場も大混雑。諦めて帰ろうかと思った瞬間、目の前の駐車場が空いた。チョーラッキー!

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Devils in Exile (流刑の街) by Chuck Hogan (チャック・ホーガン)

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本書と同じ著者による「Prince of Thieves」を読んでいたのだが、主人公とヒロインのロマンス場面で読み進まず放り出して、本書を読み出した。
「Prince of Thieves」のように映画化するにはロマンス話も必要なのだろうけれども、あまりしつこいと飽きてしまうのだ。

ボストンを舞台にした犯罪・・・・、ヒーローとヒロインのロマンス。
舞台回しは同じだが、ロマンスのページ数が少ない分、本書の方がスピード感がある。

何故か、チャック・ホーガンは犯罪の場面に<漂白剤>を使う。血液や体液のDNAの痕跡を破壊するために現場に撒くとか、麻薬を台無しにするために入れてしまうとか。
ボストンでは一体一日どれだけの漂白剤が本来の用途とは別の犯罪がらみで消費されているのだろう。

それから、携帯電話のゴースト化だが、ウィルスを仕込めばあり得る話だと震撼した。GPSで相手の居場所を突き止められる時代だ。携帯電話が盗聴マイクとして機能していても不思議はない。

主人公メイブンを犯罪一味に誘い込む、新興勢力のボス、ロイスの言葉が印象的だった。

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The Lincoln Lawyer (リンカーン弁護士) Michael Connelly (マイクル・コナリー)

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警察小説の第一人者が初めてリーガル・サスペンスに挑んだ意欲作である。出版される半年前に映画化権が数百万ドルで売れ、発売されるや、ニューヨーク・タイムズ紙のベストセラーリストで一位に輝き、各賞を総なめした。

フォードの最高級車リンカーン・タウンカーにパソコン・携帯電話等の機器を積み込み、後部座席を事務所代わりに、広大なロス・アンジェルス群に点在する40もの裁判所を縦横に行き来し、こまめに事件を拾って弁護報酬を稼ぐ刑事弁護士が主人公。

チェスや将棋など緻密なゲームのような法廷内外における検察と主人公との駆け引きが、知的な刺激に満ちたストーリーであった。
ひとつひとつのパーツをジグソーパズルのように組み立ていくのだが、組み立て方によって、検事は有罪を、弁護士は無罪を形成していく。ひとつのパーツが加わるたびに、オセロのように白と黒の形成が逆転また逆転、心理的な駆け引きが続く。

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Prince Of Thieves (強盗こそ、われらが宿命) Chuck Hogan (チャック・ホーガン)

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自分で図書館に予約しておいて変な話だが、一体どこでこの本を目にしたのか、記憶にない。が、きっと面白いと感じて予約リストに入れたに違いない。

グーグルマップでボストンの街の地図を開きながら読むと、臨場感が湧いてきて、いい観光案内になると読み進めた。

が、後にこの小説、ハメット賞受賞作家の、映画化されて大ヒットした著名なベストセラーであることがわかった。

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不愉快かつ危険な郵便物 本人限定受取郵便物(特伝型)

郵便局から「本人限定受取郵便物(特伝型)」の通知が届いた。
郵便物を受け取りたければ「郵便局に電話しろ」との記載あり。
本人(私)が受け取りたいか否か、それは郵便物の内容次第と思い、郵便局に電話したところ・・・・面倒くさくてウンザリしてしまった。

①郵便物の記号番号
②住所・氏名・生年月日
③電話番号
④配達受領の希望時間帯

まぁ、ここまでは我慢して付き合った。

ところが・・・・どうやら

住所を知っている人に「本人限定受取郵便物(特伝型)」を送ると、郵便局がその人の生年月日ほか運転免許証や健康保険証の番号を調べて発送者に通知する"危険で怪しげなシステム"らしい

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私が殺した少女 by 原 尞(りょう)

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いわゆるハードボイルド小説。
事件があって、魅力的でコミカルかつシニカルな探偵がいて、無茶なプロット展開と少し悲しい慈愛に満ちた結末。

最近では珍しく一気に2日で完読した。
確かに面白かったが、直木賞受賞作品と知って椅子からずり落ちた。
文学作品・・現代文学の名作だったのだ。直木賞は昨今、創設当時の大衆小説・新人というポリシーを思い出したのだろうか。

さて、どこが文学的だったかというと・・・

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四阿山_KNT_チーズフォンデュ

KNTRogo 記念写真@山頂

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10月の3連休。昨日は尾瀬への日帰り、本日は四阿山への日帰り。
5-6年前から年に数回、山登りに連れて行って下さるチームの方々と一緒に、新幹線使用で、長野新幹線上田駅に8:30集合。

九州に赴任されている方や、新潟に赴任されている方も参加して下さり、総勢10名での山行となった。

このチームでの山行は平標山以来およそ3年ぶり? 懐かしい方々との再会がとても嬉しかった。

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天候は昨日の尾瀬に引き続き、とても穏やか。少し肌寒いかと重ね着を用意したが、全行程を長袖一枚で過ごせた。山頂での昼食時にガスが吹いてきて、ウィンドブレーカーを羽織った程度だった。

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